スポンサープロダクト広告のキャンペーン入札戦略についてわかりやすく解説する

スポンサープロダクト広告

スポンサープロダクト広告のキャンペーン作成画面には、「キャンペーンの入札戦略」という項目があります。

下記画像ですね。

 

 

運用画面でなんとなくいつも選択をしているものの、その意味を理解している方は少ないのではないかと思います。

 

ということで本日は、スポンサープロダクト広告の入札戦略についてわかりやすく解説記事を書いていこうと思います。

スポンサープロダクト広告の入札戦略に関しては3種類の入札方法があります。

 

本記事では、スポンサープロダクト広告の3つの入札機能に絞って解説していきたいと思います。

これを機会に、キャンペーンごとの入札戦略についてしっかりと理解しておきましょう!

ということで本日は、Amazon広告におけるオークションプロセスについてわかりやすく解説記事を書いてみたいと思います。

 

目次
動的な入札 ダウンのみ
動的な入札 アップとダウン
固定額入札
掲載枠ごとの入札額の調整
まとめ

 

動的な入札 ダウンのみ

まずは、「動的な入札 ダウンのみ」について解説をします。画像の赤枠で囲われた部分ですね。

 

 

こちらの入札戦略について教科書通りに説明をすると、

 

「Amazon側はそのキャンペーン広告が販売につながる可能性が低いと判断した場合、リアルタイムで入札額を調整し、 入札額を最大 100% 引き下げる可能性があります。」

 

ということなんですが、わかりにくいですよね。

 

具体例を挙げてもっと噛み砕いて解説をすると、例えばあなたがスマホを宣伝していて、キーワード「スマートフォン」に 100円を入札したとします。

するとAmazonは、キーワード「スマートフォン」での入札がコンバージョンに繋がる可能性が低いと予測した場合、そのオークションに対する入札額を、例えば20円などに引き下げる可能性があるということです。

そして、入札額がいくらまで引き下げられる可能性があるかというと、入札額の最大100%まで引き下げられる可能性があるということです。

すなわち、「動的な入札 ダウンのみ」を選択すると、そのキーワードが販売に結びつかなそうだとAmazon側に判断された場合、限りなく0円に近い入札額まで入札額を引き下げられる可能性があるということです。

 

ですので、「動的な入札 ダウンのみ」のキャンペーン入札戦略は余計な広告費消化を抑えたいという場合に有効な入札戦略と言えるでしょう。

 

動的な入札 アップとダウン

次に、「動的な入札 アップとダウン」について解説をします。

下記画像の赤枠で囲われた部分ですね。

 

 

こちらも具体例を用いて解説をすると、例えばあなたがスマホの広告を掲載するとしていて、キーワード「スマートフォン」に 100円で入札したとします。

そして、もしAmazonが「スマートフォン」というキーワードがCVに繋がる可能性が高いと判断した場合、そのオークションの入札額を、例えば140円に設定する可能性があるということです。

逆に、CVに繋がる可能性が低いと判断した場合、そのオークションの入札額を、例えば20円に引き下げる可能性があるということです。

 

すなわちまとめると、その広告が売上に繋がる可能性が高いと予測される場合(関連性の高い検索クエリ、成果の高い掲載枠など)に、そのオークションの入札額が自動的に引き上げられる可能性があり、売上につながる可能性が低いと予測される場合に、そのオークションの入札額が引き下げられる可能性があるということです。

また、入札アップの上限については100%までということですから、仮に100円で入札したとすれば、最大で200円まで入札額が引き上げられる可能性があるということです。

 

固定額入札

最後、「固定額入札」についての解説をします。

下記画像の赤枠の部分ですね。

 

 

上記のように固定額入札を選択すると、すべてのケースにおいてこちらで指定した固定の入札額が使用され、コンバージョンの見込みに基づいた入札額の調整は行われません。

すなわち、こちらの指定した金額通りに入札が行われるため、Amazon側の判断で入札額の上下変動が起きないということです。

上記で見てきたような動的な入札戦略と比較すると、常に固定額での入札が行われるためこちらの予測に反した金額で広告が出稿されるということはありませんが、売上に繋がりそうな場合でもAmazon側で入札額の引き上げをやってくれませんので、広告支出額に対するコンバージョン数は減少する可能性があります。

 

掲載枠ごとの入札額の調整

掲載枠ごとの入札額の調整とは、キャンペーンの入札戦略のうち下記赤枠の画像になります。

 

 

こちらを調整することで、インプレッション数を増減させることができます

 

まず、掲載枠とは何かについて解説しておくと、掲載枠とはAmazon でスポンサープロダクト広告が表示される場所のことです。

Amazonでスポンサープロダクト広告が表示される場所は、検索結果ページの上部(最初のページ)、検索トップ以外の検索、商品ページの 3つの掲載枠であり、それぞれにおいてレポートでスポンサープロダクト広告のパフォーマンスを確認することができます。

以下、この3つの掲載枠について見ていきたいと思います。

 

①.検索結果ページの上部(最初のページ)は、検索結果の最初のページの 1 行目に表示されるスポンサープロダクト広告が対象となります。

②.検索トップ以外の検索は、検索結果の中央または下部に表示されるスポンサープロダクト広告や、検索結果の 2 ページ以降に表示されるすべてのスポンサープロダクト広告が対象となります。

③.商品ページは、商品詳細ページのスポンサープロダクト広告の掲載枠や、その他の特定の掲載枠(カートに追加ページなど)が対象となります。

 

以上3つの掲載枠を踏まえた上で、掲載枠ごとの入札額の設定とはなんなのか??について見ていきます。

 

簡潔に言うと、掲載枠ごとの入札額の設定とは入札機能を選択する(動的入札または固定入札)だけでなく、検索結果ページの上部(最初のページ)と商品ページの 2 つの掲載枠についてそれぞれ異なる入札額を設定することができるということです。

さらに具体的に言うと、検索結果ページの上部(最初のページ)と商品ページの 2 つの掲載枠について、ベース入札額に対する増加率を最大900%まで入力することができます。

 

これを実施すると、広告がそれぞれの掲載枠での表示を競合する際に、指定された金額で入札額が引き上げられます。

 

わかりにくいと思いますので例を挙げますと、例えばスマホを広告掲載していて、キーワード「スマートフォン」に 40円で入札したとします。

そして、下記のように「検索結果ページの上部(最初のページ)」「商品ページ」の掲載枠にそれぞれ 100% と50% の調整額を設定した場合を見てみましょう。

 

 

上手をご覧になればわかる通り、

 

検索結果ページの上部(最初のページ)」に100%の調整額を設定した場合

→¥40+¥40*100%=¥80

 

「商品ページ」に50%の調整額を設定した場合

→¥40+¥40*50%=¥60

 

ということですね。

 

すなわち、このケースの場合は「検索結果ページの上部(最初のページ)」に掲載される広告は¥80まで入札額が引き上げられる可能性があり、「商品ページ」に掲載される広告は¥60まで入札額が引き上げられる可能性があるということです。

広告が掲載される場所ごとに、入札額の上下限を調整できるということです。

 

「売りに繋がる可能性があるときは入札額が引き上がっても良い!」と思われる場合は、入札額を上げることでCV数を高めることができるでしょう。

最大900%まで入札額引き上げの調整をすることができますので、「いくら広告費が露出されても良いから最大限CVを伸ばしたい!」という場合は、900%まで入札額を引き上げることができます。

 

逆に、「とにかく無駄な広告費露出は抑えたい!」という場合は入札額の調整を0%に設定しておけば良いでしょう。

 

このように、掲載枠ごとの入札額の調整によっても、細かな運用調整を行うことができるのです。

 

まとめ

以上、スポンサープロダクト広告のキャンペーンの入札戦略についてわかりやすく解説してきました。

Amazonの広告運用に携わっている方でも、キャンペーンの入札戦略について詳細を理解している方は少ないと思いますので、これを機会に是非ともキャンペーンの入札戦略について復習してみてはいかがでしょうか?

 

なお、弊社ではAmazonの広告運用ノウハウを活用し、お客様のビジネス目的とAmazon Advertising広告(旧 AMS )の特性に合わせた広告配信を代行しております。

このような細かなキャンペーンの入札戦略の調整は、分析・実行のサイクルを繰り返せば繰り返すほど効果は高まるものですが、いかんせん工数が足りないという企業様も多いのではと思います。

 

工数を削減しつつ、かつ売上を最大化させるために、Amazon広告の運用代行・コンサル・分析などは是非とも弊社にお任せください。

 

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