【某消費財メーカー様事例】Amazon商品ディスプレイ広告のROASを3000%から8000%まで向上させた広告運用方法

スポンサーディスプレイ広告

「Amazon広告のROASが伸びない…」

と、こんなことでお悩みのマーケティングご担当者様も多いと思います。

 

特に、消費財メーカー様では特定の商品の売り上げを伸ばし、ROASを改善しなければならないという課題を抱えているお客様は多いです。

Amazon広告を用いてROASを向上させるには様々な方法がありますが、本日私がご提案したいのは、商品ディスプレイ広告での広告運用です。

実際に私は某消費財メーカー様の運用にて、スポンサープロダクト広告ではどう足掻いてもROASが3000%程度であった商品群を、商品ディスプレイ広告をうまく活用することでROAS8000%まで伸ばすことができました。

 

ということで本日は、お客様の商品ディスプレイ広告のROASを約3000%から約8000%まで伸ばした方法について書いていきたいと思います。

 

ただし、これが全てのメーカー様に当てはまるというわけではありませんので、あくまで一例と思っていただければ幸いです。

また、商品ディスプレイ広告についてご存知でない方は、下記記事をご覧ください。

関連記事:商品ディスプレイ広告とは何か?初心者にもわかりやすく解説する

 

商品ディスプレイ広告のターゲティング方法

まずは、商品ディスプレイ広告のターゲティング方法について今一度確認しておきます。

商品ディスプレイ広告には大きく分けて3つのターゲティング方法があります。

 

・商品ターゲティング

・関連カテゴリーターゲティング

・興味、関心ターゲティング

 

の3種類です。

商品ディスプレイ広告でROASを向上、改善させるためには、これらのターゲティング方法を商品によってうまく使い分けていくことが必要になります。

以下、その方法を具体的に見ていきたいと思います。

 

まずは3種類全てのターゲティング方法で配信する

まず始めは、3種類全てのターゲティング方法で広告を配信してみましょう。

正直なところ、過去にデータが無いのであればどのターゲティング方法が最も効果が高いかを判断することは極めて難しいです。

ですので、とりあえずは3種類全てのターゲティング方法で広告を配信することを私はオススメします。

 

さて、初めはどのように設定して良いかわからないと思いますが、例えば関連カテゴリーターゲティングならば、下記画像のようにAIが貴社商品に最適であろうカテゴリーを提案してくれます。そのカテゴリーを選択し、キャンペーンを作ってみましょう。

 

 

商品ターゲティングに関しては、取り急ぎ出稿予定の商品の競合商品を設定しておきましょう。

興味、関心ターゲティングに関しては、関連カテゴリーターゲティングと同様、自社商品に関連しており、かつユーザーが興味関心を持っていそうなカテゴリーを選択しましょう。

 

 

さて、このまま3種類のターゲティング方法で広告を配信しましょう。

以下、3種類のキャンペーン別に、どのようにキャンペーンを見直し、再設定していけば良いかをお話しします。

 

各ターゲティングごとの売上高広告費比率を確認する

3日ほど広告を配信したら、各ターゲティングごとの数字を確認しましょう。

見るべき場所は、売上高広告費比率です。

下記画像をご覧ください。

 

 

(各キャンペーンにはわかりやすいように商品ディスプレイの略で【DP】とつけております。この辺りは各自、わかりやすいように名前をつければ良いと思います。)

さて、ここで見るべきは赤枠で囲っている売上高広告費比率になります。

売上高広告費比率というのはWEB広告によって増加した売上高に対して何%の広告費がかかったかを測定する指標になりますが、こちらの数値は低ければ低いほど望ましいです。

ですので広告配信をして3日ほど経過したら、各キャンペーンごとの売上高広告費比率をチェックしましょう。

 

例えば、上記の赤枠画像で言えば売上高広告費比率136.14%というキャンペーンがありますが、これは非常に悪い数値です。例えばこの売上高広告費比率が136.14%のキャンペーンが関連カテゴリーターゲティングでのキャンペーンだったとしましょう。

 

その時にすべきことは、このキャンペーンの配信を停止するか、もしくはカテゴリーを変えてみることです。

例えば、もしあなたがノートパソコンの広告を配信していたとして、カテゴリー別の結果を見てみると「パソコン」のカテゴリーでの結果が芳しくなかったとします。

そうしたら、「パソコン」のカテゴリーを停止し、例えばもっとピンポイントにユーザーに訴求できそうなカテゴリー、例えば「ノートパソコン」などの別のカテゴリーで配信を再開させてみましょう。もしかしたらこちらのカテゴリーでは売上高広告費比率がもっと低く出るかもしれません。

 

 

カテゴリーを「ノートパソコン」に設定して広告を配信してみたら、上記のように売上高広告費比率が0.43%になったとします。このぐらいの売上高広告費比率であれば配信効率はかなり良いです。

 

このように、キャンペーンごとに売上高広告費比率をチェックし、配信効率の悪いものに関してはカテゴリーの入れ替えをするなどして効果の出る広告設定を模索していきましょう。

 

商品ターゲティングと興味・関心ターゲティングにおいても同様です。

自分の設定した商品あるいは興味関心カテゴリーの配信効率が良いかどうかを売上高広告費比率をベースにチェックし、数値が悪いようであれば別の商品やカテゴリーを試してみることで、最も効率良く売上を上げることができる独自のカテゴリーを探しましょう。

 

こうした試行錯誤を繰り返し、売上効率の悪いカテゴリーを排除し、新たにカテゴリーを設定し、配信効率の良いカテゴリーを発見し、売上効率の良いカテゴリーのみを残して広告配信を強化していくことでROASを改善させることができます。

 

このような日々の分析と積み重ねが、ROASを高めていくための秘訣と言えるでしょう。

 

以上が、Amazon商品ディスプレイ広告のROASを3000%から8000%まで伸ばした運用方法でした。

 

まとめ

Amazon広告には他にも様々な配信手法があり、そのそれぞれにノウハウがございます。

 

本ブログでは配信方法別に、「効果の出るキャンペーン作成方法」、「キーワード選定方法」、「運用方法」などを実践経験をもとに解説していきたいと思います。

 

また、上記のような運用を自社で実践しようと思うと、毎日のキーワード分析や新キャンペーン設定など作業量が膨大にあり、非常に工数がかかります。

 

弊社ではAmazonの広告運用ノウハウを活用し、お客様のビジネス目的とAmazon Advertising広告(旧 AMS )の特性に合わせた広告配信を代行しております。

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