Amazonのベンダーセントラルは利用すべき?ベンダーを利用するメリットとデメリットを解説します!

Amazon運用全般

本日は、お客様からよくご質問をいただく、Amazon Advertisingのベンダーセントラルについてわかりやすく解説していきたいと思います。

Amazonで自社商品を販売するための方法には大きく分けて、「ベンダー」と「セラー」の2種類があるわけですが、本記事ではそもそも「ベンダーとは何か?」「セラーとは何か?」という点を初心者にもわかりやすく解説しつつ、Amazonのベンダーセントラルを利用するメリットとデメリットについてわかりやすく解説していきたいと思います。

これからAmazonで商品を販売しようと思われている方、はたまたAmazonに広告を出稿しようと思われている方も、是非ともご覧ください!

 

目次
そもそもAmazonのベンダーセントラルとセラーセントラルの違いは?
ベンダーセントラルのメリット
ベンダーセントラルのデメリット
ベンダーセントラルはどんな時に利用するのか?
まとめ

 

そもそもAmazonのベンダーセントラルとセラーセントラルの違いは?

まず初めに、そもそもベンダーセントラルとはなんなのか?セラーセントラルとはどう違うのか?という点について解説していきたいと思います。

セラーセントラルにおいてもベンダーセントラルにおいても、どちらも商品をAmazon倉庫に納品をして、Amazonプラットフォーム上で商品を販売していくという点には変わりありません。

では、どこに違いがあるかというと、「誰が商品を販売するのか?」という点に違いがあります。

ベンダーセントラルの場合、商品の販売を全てAmazonに一任することに特徴があります。Amazon倉庫に商品を預けて、Amazonに商品を販売してもらうわけです。

すなわち、ベンダーセントラルの場合は商品を販売する業者が自社ではなくAmazonとなるということですね。Amazonに商品を卸すということになります。

これをわかりやすく箇条書きにすると、下記のようになります。

 

・ベンダーセントラル=Amazonが商品を販売

・セラーセントラル=自社が商品を販売

 

要は、両者ともにAmazonというプラットフォームを利用して商品を販売するわけですが、

「自社で販売するのか?卸販売業者としてAmazonと契約を交わして商品を販売するのか?」

という違いになります。

 

ベンダーセントラルを活用するということは、Amazonのプラットフォームを活用しつつ、かつAmazonに商品を卸すことにもなるということですね。

 

この基本的な違いについて理解していただいた上で、ベンダーセントラルのメリットとデメリットについて具体的に見ていきましょう。

 

ベンダーセントラルのメリット

まずはベンダーセントラルを利用するメリットについてまず初めに見ていきましょう。ベンダーセントラルを利用するメリットは下記4点です。

 

①Amazonに商品販売を一任するため、販売プロセスを簡素化することができる

②Amazonのマーケティングシステムを利用できる

③販売業者がAmazonになることで、消費者の信頼感を得ることができる

④Amazonが商品の保証をする

 

以下、上記4点について詳しく解説していきたいと思います。

 

Amazonに商品販売を一任できるため、販売プロセスを簡素化することができる

1点目のメリットは、Amazonに商品販売を一任できるわけですから出荷準備や納品作業等の工数を削減することが可能になるという点です。

 

例えば、Amazonベンダーに卸販売した商品が売れるサイクルに乗り始めると、そのうちAmazonから一括で発注依頼が来るようになります。

そうなると、ベンダーを利用する前は出荷準備と納品作業を毎週行わなければならなかったものが、月1回の発注作業で済むようになり、結果的に出荷準備や納品作業の工数が削減されます、

 

このように、Amazonベンダーを利用することで商品の販売プロセスを簡素化することができ、出荷準備や納品作業にかける工数を削減できるという点が1点目のメリットです。

 

Amazonのマーケティングシステムを利用できる

2点目のメリットは、Amazonのマーケティングシステムを利用できるという点です。

 

例えば、Amazonのマーケティングシステムの一例としてはAmazon Vineがあります。

こちらはユーザーに予約商品や新商品のサンプルを使ってもらい、カスタマーレビューを投稿してもらう招待制プログラムのことですが、こういったAmazon独自のマーケティングサービスを利用できるというのがベンダーセントラルの2点目のメリットです。

(※Amazon Vineについて詳しくはAmazonの公式ホームページに記載がありますので、興味のある方はこちらをご覧ください。)

 

販売業者がAmazonになることで、消費者の信頼感を得ることができる

3点目のメリットは、販売業者がAmazonになることで消費者の信頼感を得ることができるという点です。

ベンダーセントラルを利用すると、Amazonの商品詳細ページに、

 

「この商品は、Amazon.co.jpは販売、発送します」という文言が記載されることになります。(下記画像赤枠参照)

 

 

こちらの文言が追加されることで消費者の信頼感を得ることができ、その結果販売数と売上も上昇し、広告費用対効果が2倍以上になったという事例もあります。

 

卸価格がいくらになるかについてはAmazonとの交渉次第ですのでケースバイケースになるとは思いますが、納品作業の工数が削減され、かつ販売手数料や出荷手数料が減少し、さらに消費者からの信頼感を得られることにより売上が増加することを考えれば、総合的に判断してベンダーセントラルを活用するメリットは十分にあるのではないでしょうか?

 

Amazonが商品の保証をする

4点目のメリットは、Amazonに商品の販売を一任しているため、商品が届かないなどの不手際があった場合はお客様に対してAmazonが保証をしてくれるという点です。

セラーセントラルを利用している場合、仮にお客様のもとへ商品が届かなかったとしてもAmazonが保証してくれるわけではありません。したがって、セラーセントラルでは消費者が購入を躊躇してしまう可能性があります。

一方でベンダーセントラルではAmazonが商品の保証をしてくれるわけですから、消費者も安心してAmazon上で商品を購入することができます。

これはCVRや売上の観点から言っても大きなメリットと言えるでしょう。

 

ベンダーセントラルのデメリット

では、次にベンダーセントラルのデメリットについて見ていきたいと思います。

ベンダーセントラルのデメリットは下記2点です。

 

①卸価格によっては利益が減少してしまう可能性がある

②適切な在庫管理をすることが困難であり、予想以上に送料がかかってしまう可能性がある

 

以下、上記3点について見ていきたいと思います。

 

卸価格によっては利益が減少してしまう可能性がある

1点目のデメリットはこちら。

販売価格をいくらにしてAmazonで販売するかという点についてはAmazon側と相談して決めることになると思いますが、この際に卸価格をあまりに安く設定してしまうと、出荷準備や納品作業等の工数を削減できたとしても利益が減少してしまうという可能性があります。

例えば、極端な例にはなりますが下記のようなケースを想定してみましょう。

 

・商品の元々の販売価格10,000円

・商品の原価5000円

・Amazonへの卸価格1000円

 

現実的にはあり得ない数字で恐縮ですが、このようなケースではAmazonで商品を売れば売るほど赤字になってしまいます。

これでは、自社で商品を販売した方がマシですよね…

Amazonへの卸価格をいくらに設定するのか?Amazonのベンダーセントラルを最大限活用するためには、Amazon側と価格交渉することも視野に入れておく必要があるでしょう。

 

適切な在庫管理をすることが困難であり、予想以上に送料がかかってしまう可能性がある

2点目のデメリットは、Amazonに商品販売を一任するため、こちら側で在庫管理をすることが困難であるという点です。

 

例えば、Amazonの倉庫に商品を納品する際、どの倉庫に何個商品を納品するのか?ということをこちら側で管理することができません。

しかし、Amazonに商品販売を一任している以上、Amazonの倉庫に商品を納品しておかなければお客様に商品が届かないわけですから、Amazonの指示通りに商品を納品しなければなりません。

こうなってしまうと、当初の想定以上に送料がかかってしまう可能性があります。

自社で商品を販売している場合は在庫管理と送料管理をすることができますが、ベンダーセントラルを活用している場合はAmazonからの納品依頼には全て答えなければなりませんから、場合によっては送料が予想以上に割高にかかってしまうということがあります。

こちらはベンダーセントラルを利用してAmazonに商品販売を一任する上での大きなデメリットと言えるでしょう。

 

ベンダーセントラルはどんな時に利用するのか?

では、上記を踏まえた上で、ベンダーセントラルはどんな時に利用すべきなのでしょうか?

利用する理由については様々あると思いますが、まずは売れ筋商品のブランディングのために活用すると良いでしょう。

 

例えば、ベンダーセントラルのメリットの項目でも申し上げた通り、AmazonVineなどのツールを利用することで商品の認知度アップのチャンスを増やすことができます。

Amazonのマーケティングツールを惜しみなく活用できるわけですから、売れ筋商品をさらにブランディング化していきたい場合に有効なプラットフォームであると言えます。

 

また、少数の売れ筋商品をさらに伸ばしていきたい場合もオススメです。

上記で申し上げた、送料が予想以上にかさんでしまうというデメリットは、少数の売れ筋商品を大量に売るということで解決することができます。

少数の商品のみをベンダーセントラルで販売するのであれば、出荷準備や納品作業を大幅にカットすることができる上、送料も削減することができます。

Amazonベンダーセントラルを活用して商品を卸販売しようと思うのであれば、大きな利益を見込める一部の商品を大量販売することを目的にして活用すると良いでしょう。

 

まとめ

以上!Amazonのベンダーセントラルを利用するメリットとデメリットについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか?

自社に売れ筋商品があるのであれば、一部の商品のみをベンダーで販売してみるというのは非常に良い戦略かもしれません。

 

とはいえ、多くの方は

 

・具体的に何個の注文数があればベンダーで販売して良いものなのか?

・そもそもベンダーセントラルを利用するためにはどうすれば良いのか?Amazonに声をかけてもらうためにはどうすれば良いのか?

・Amazon広告は出稿した方が良いのか?出稿するのであれば広告の運用はどうすれば良いのか?

 

このような疑問を抱かれることだと思います。

 

そんな方々のために、弊社ではAmazonの広告ノウハウを活用し、お客様のビジネス目的とAmazon Advertising広告(旧 AMS )の特性に合わせたキーワード分析や広告配信を代行しております。

 

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