Amazon広告のダウンロードレポートの見方と分析法を解説します。

Amazon運用全般

Amazon広告では、2020年1月現在、6種類のレポートを閲覧することができます。

 

■検索キーワードレポート
■ターゲティングレポート
■広告商品レポート
■キャンペーンレポート(新規追加されました!)
■掲載位置レポート(別名:広告枠レポート)
■期間別パフォーマンスレポート

 

の6点ですね。

本記事では、Amazon広告にて利用できるこれら6種類のダウンロードレポートをどのように活用すれば良いのか??

ダウンロードレポートの見方と分析法、活用方法を具体的に解説していきたいと思います。

 

では、まずは運用担当者にとって最も利用頻度が高いであろう、検索キーワードレポートについて見ていきたいと思います!

 

目次
検索キーワードレポート
ターゲティングレポート
広告商品レポート
キャンペーンレポート
広告枠(掲載位置)レポート
期間別パフォーマンスレポート
まとめ

 

検索キーワードレポート

検索キーワードレポートとはその名の通り、カスタマーの検索キーワードを分析することができるレポートです。

検索キーワードレポートを分析することによって、カスタマーが実際に入力した検索ワードのうち、広告のクリックにつながった検索ワードを知ることができます。

すなわち、カスタマーが検索するキーワードの中からパフォーマンスの高いキーワードを特定したり、広告の目的にそぐわない検索ワードを除外することができるということですね。

 

…と言ってもなかなか理解しにくいと思いますので、ダウンロードレポートの中身を具体的に見ていきましょう!

まずはレポートダウンロード画面にて、スポンサープロダクト広告とスポンサーブランド広告のどちらの広告の検索キーワードを分析したいのかを選択し、レポートタイプは「検索ワード」を選択します。(下記画像参照)

 

 

あとは集計単位とレポート期間を指定し、レポートをダウンロードします。

レポートをダウンロードすると、レポートに特に名前をつけていなければ「スポンサー付き商品検索用語レポート」というエクセルファイルでレポートがダウンロードされます。

レポートの中身を見ると、下記画像のようにカスタマーの検索キーワードごとに、そのキーワードのインプレッション、クリック数、CTR、クリック単価、売上、売上高広告費比率、ROAS….などの主要指標を全て閲覧することができます。(アカウント特定を避けるため、具体的な検索キーワードの欄は空白にしております。)

 

 

ダウンロードレポートにおいて、エクセルの標準機能であるフィルターを活用して

 

■売上順にカスタマーの検索キーワードを並べてみる
■ROAS順にカスタマーの検索キーワードを並べてみる
■クリック数順にカスタマーの検索キーワードを並べてみる

 

等々、各指標ごとに検索キーワードを分析することができます。

ちなみに、私はROAS順にカスタマーの検索キーワードを並べてみて、ROAS1000%以上のキーワードを全てマニュアルターゲティングに追加する作業をよく行なっております。

検索キーワードレポートで売れているキーワード群を見つけ、そのキーワード群をマニュアルターゲティングで配信することで日々の運用効率を高めようという戦略ですね。

この戦略についてはこちらの記事(マニュアルターゲティングを活用してスポンサープロダクト広告のROASを改善させる方法)という記事にて詳細を解説しておりますので、よくわからないという方はこちらをご参照ください。

 

このように、検索キーワードレポートを活用することで売れ筋のお宝キーワードを見つけたり、あるいは全く効果の出ないキーワードを特定することができます。

キーワード分析ができれば、日々の運用効率はずっと高まることでしょう!

 

以上が検索キーワードレポートの活用法になります。

次に、ターゲティングレポートについて見ていきましょう。

 

ターゲティングレポート

ターゲティングレポートでは、1 回以上のインプレッションを獲得したすべてのキャンペーンのキーワード、ASIN、カテゴリーについて、売上やパフォーマンス指標に関する分析をすることができます。

ターゲティングレポートを活用することで、任意の一定期間でのターゲットのパフォーマンスを確認することができるということですね。

ターゲットのパフォーマンスを分析することによって入札額を調整し、キーワードのターゲットリストを拡張するタイミングをはかったり、パフォーマンスの高いターゲットと低いターゲットを特定することができます。

 

…と、こちらも抽象的に説明するだけではよくわからないと思うので、具体的に見ていきましょう。

ダウンロードレポートを見てみると、下記のようにデータが表示されています。

 

 

ターゲティングレポートにおいては、キーワードのみならず1 回以上のインプレッションを獲得したすべてのキャンペーンのキーワード、ASIN、カテゴリーについてクリック数や売上、ROASなどの指標を調べることができます。

ターゲティングレポートにおいても検索キーワードレポートと同様、エクセルの標準機能であるフィルターを活用して

 

■売上順にカスタマーの検索キーワードを並べてみる
■ROAS順にカスタマーの検索キーワードを並べてみる
■売上順にカテゴリーを並べてみる
■ROAS順にカテゴリーを並べてみる
■売上順にASINを並べてみる
■ROAS順にASINを並べてみる

 

etc….

 

等々、各指標ごと、各ターゲティングごとに検索キーワードを分析することができます。

 

このように、ターゲティングレポートを活用することで任意の一定期間でのターゲットのパフォーマンスを確認できるわけですね。

ターゲティングレポートを分析することで入札額を調整し、キーワードターゲットリストを拡張するタイミングをはかったり、パフォーマンスの高いターゲットと低いターゲットを特定することができます。

 

以上がターゲティングレポートの活用法になります。

次に、広告商品レポートについて見ていきましょう。

 

広告商品レポート

広告商品レポートにおいては、インプレッションを1 回以上獲得したすべてのキャンペーンにおける広告対象のASIN の売上とパフォーマンスを確認することができます。

このレポートを使用すると、一定期間を通じてのキーワードのパフォーマンスを確認し、広告戦略の変更が必要かどうかを判断できます。

 

こちらも具体的にレポートを見てみることにしましょう。

 

 

上記画像のように、広告商品レポートにおいては各宣伝ASINにおけるクリック数や売上、ROASなどの指標を調べることができます。(アカウント特定防止のため、ASINの欄は空白にしております。)

広告商品レポートにおいても、エクセルの標準機能であるフィルターを活用して

 

■売上順にASINを並べてみる
■ROAS順にASINを並べてみる
■クリック数順にASINを並べてみる

 

etc….

 

等々、各指標ごと、各ターゲティングごとに宣伝ASINを分析することができます。

 

特に、各キャンペーン内の商品同士のパフォーマンスを比較するのはかなりオススメです。

同一キャンペーン内にパフォーマンスの低い商品がある場合は、キーワードが少ないか、またはキーワードのターゲティングが不十分なことを示している可能性があります。

また、カテゴリーで人気のあるキーワードに対して入札額が低い場合もあります。

このように、商品同士のパフォーマンスを比較することで、今後の運用方針を立てることができます。

 

以上が広告商品レポートの活用法になります。

次に、キャンペーンレポートについて見ていきましょう。

 

キャンペーンレポート

キャンペーンレポートにおいては、その名の通りキャンペーンごとの売上とパフォーマンスを確認することができます。

ダウンロードしたキャンペーンレポートデータは、下記画像のような感じです。(アカウント特定防止のため、キャンペーン名の欄は「キャンペーン1」と架空の名前を入力しております。)

 

 

キャンペーン名とインプレッション数やクリック数、売上、ROASなどの各指標が記載されています。

キャンペーンレポートにより、各キャンペーンにおけるクリック数や売上、ROASなどの指標を調べることができます。

各キャンペーンデータは管理画面でも閲覧することはできますが、より詳細なデータをエクセルシートを元に分析しようと思えばキャンペーンレポートを参考にするべきだということですね。

 

以上がキャンペーンレポートの活用法になります。

次に、掲載位置レポートについて見ていきましょう。

 

広告枠(掲載位置)レポート

広告枠(掲載位置)レポートにおいては、広告枠の掲載位置におけるキャンペーンごとの売上とパフォーマンスについて確認することができます。

こちらのレポートについては、「そもそも広告枠の掲載位置って何???」という疑問が湧くと思いますので、まずは広告枠の掲載位置について解説しておきたいと思います。

 

現状、Amazonの広告枠の掲載位置は3種類ありまして、

 

■Amazon での商品ページ
■Amazonでの最初のページの検索のトップ
■Amazon でのその他の検索結果

 

の3種類です。

それぞれ解説をしますと、

 

Amazonでの商品ページというのは、Amazonの商品詳細ページの下部に表示される広告枠のことです。

Amazonでの最初のページの検索のトップというのは、Amazonで何かを検索したとして、その結果検索窓の直下に表示される広告枠のことです。

Amazonでの最初のページの検索結果というのは、上記2種類の広告枠以外の広告枠のことです。

 

以上、3種類の広告枠におけるそれぞれの売上とパフォーマンスをレポートにて分析することができます。

 

では、実際にレポートを見てみましょう。

 

 

レポートでは、上記のように

 

■Amazon での商品ページ
■Amazonでの最初のページの検索のトップ
■Amazon でのその他の検索結果

 

の3種類の掲載位置についてインプレッション、売上、広告費、ROASなどの各指標データを確認することができます。(G列参照)

このデータを分析すれば、広告枠の掲載位置の違いによる広告効果を可視化させることができます。

 

例えば、あるキャンペーンにおいてはAmazonでの商品ページにおける広告売上が全体の大半を占め、Amazonでの最初のページの検索のトップにおける広告売上がほとんど0に近いという事実がわかっとします。

そういった事実を認識することができれば、そのキャンペーンにおいてはAmazonでの商品ページにのみ広告を出稿するという戦略を取ることができます。

 

このように、広告枠の掲載位置ごとの売上や広告費などの各種データを可視化させることで、よりきめ細やかな広告運用が可能になります。

 

以上が掲載位置レポートの活用法になります。

では最後に、期間別パフォーマンスレポートの活用法について見てみましょう。

 

期間別パフォーマンスレポート

期間別パフォーマンスレポートにおいては、すべてのキャンペーンの特定の期間におけるクリックと予算の概要、および平均クリック単価を調べることができます。

具体的にレポートを見てみましょう。

 

 

期間別パフォーマンスレポートをダウンロードすると、上記のようにシンプルなデータを閲覧することができます。

こちらで、すべてのキャンペーンの特定の期間におけるクリックと予算の概要(広告費)、および平均クリック単価を調べることができるということですね。

 

まとめ

以上!Amazon広告にて利用できる6種類のダウンロードレポートの分析法と活用法を見てきました。

レポートを逐一確認し、分析をすることで次月の運用方針を立てることができます。

6種類全てのレポートに目を通し、全てのキャンペーンを分析するというのは大変でしょうが、時間をかけて分析すればするほど次月の運用で成功できる可能性が高まりますし、より良い広告運用方法が見つかる可能性も高まります。

ただし、さすがにレポートの分析までは時間が足りなくてちょっと…という方のために、弊社ではAmazonの広告運用ノウハウを活用し、お客様のビジネス目的とAmazon Advertising広告(旧 AMS )の特性に合わせた広告配信を代行しております。

 

工数を削減しつつ、かつ売上を最大化させるために、Amazon広告の運用代行・コンサル・分析などは是非とも弊社にお任せください。

 

弊社ではAmazon広告が代理店に開放される2018年以前から運用を実施しており、弊社への運用の切り替えでROASが2倍になったケースや、CPAが1/2程度に抑えられたクライアント様もいらっしゃいます。

運用のお手伝いを全力でさせていただきますので、Amazon Advertisingに関する広告運用・ご相談・お問い合わせは是非ともこちらまでお気軽にご連絡をお願いいたします!