Amazon広告における1キャンペーンあたりの適切な商品数は?極論、1キャンペーン1商品が理想です

Amazon運用全般

Amazon広告にてキャンペーン作成をする際に、以下のような疑問を思い浮かべる方も多いのではないかと思います。

 

「1キャンペーンには、何個くらいの商品を入れれば良いんだろう…?」

「1広告グループには、何個くらいの商品を入れれば良いんだろう…?」

 

1つの広告キャンペーン(広告グループ)あたりにつき、何個の商品を入れるべきか???という疑問です。

本日はそうした疑問にお答えする記事を書こうと思います。

 

冒頭に結論から言ってしまうと、1キャンペーン(1広告グループ)につき1商品が最も効率的です。

理由は、1つ1つの商品に対するトラフィックが増加するからです。

 

「どういうこと??」と思われる方も多いと思うので、以下、Amazon広告のアルゴリズムについて解説しつつ、1キャンペーン(1広告グループ)につき1商品が運用において最も効率的な理由について書いていこうと思います。

また、商品数があまりにも多すぎて、1キャンペーンあたり1商品というキャンペーン設計が現実的に不可能だという方も多いと思いますので、そういった方のための対策法についてもお話ししていきたいと思います。

 

では、見ていきましょう!

 

目次
Amazon広告のキャンペーンにおける広告配信アルゴリズム
1キャンペーン(1広告グループ)あたりにつき1商品の構成がオススメです。
キャンペーンを細分化することでROASが改善した事例
まとめ

Amazon広告のキャンペーンにおける広告配信アルゴリズム

まず初めに、Amazon広告のキャンペーンにおける広告配信アルゴリズムについて簡単に見ていきたいと思います。

例えば、下記のような構成のキャンペーンがあったとします。

 

 

こちらのキャンペーンをオートターゲティングで配信した場合、商品1〜商品4はどのように広告配信されるでしょうか?是非ともみなさん考えてみてください。

 

配信して間もない頃は、商品1〜商品4は一律で広告露出されます。

なぜなら、商品1〜商品4のうち、どの商品を配信するのが最も効率が良いかのデータが無いからです。

 

しかし、配信して時間が経過するにつれ、商品1〜商品4のうち、どの商品を配信するのが最も効率が良いかについてのデータがAmazonアルゴリズム上に蓄積されてきます。

そうすると、Amazonアルゴリズムは最も配信効率の良い商品を優先的に広告露出させるようになります。

 

例えば、過去のデータに基づき、商品1を重点的に配信することがそのキャンペーンの配信効率を最大化するためにおいて最も効率が良いとAmazonアルゴリズムが判断したとしましょう。

 

すると、商品1ばかりが優先的に露出され、商品2〜商品4の露出が減ってしまうという現象が起きます。

 

簡潔に図で説明すると、下記の通りですね。

 

 

すなわち、露出されたら売れていたかもしれない商品2〜商品4の露出が減ってしまうという事態が発生してしまうのです。

そうすると、露出が減ってしまう分、機会損失となってしまうわけです。

 

以上の理由から、1キャンペーンにはなるべく多くの商品を詰め込まない方が良い、という結論を導くことができます。

 

では、どのようなキャンペーン構成にすることが理想的なのでしょうか?それが、下記になります。

 

1キャンペーン(1広告グループ)あたりにつき1商品の構成がオススメです。

結論として、理想系で言えば1キャンペーン(1広告グループ)あたりにつき1商品の構成がオススメです。

例えば、上記で例に挙げたキャンペーンならば、下記のようなキャンペーン構成が理想的でしょう。

 

 

1キャンペーン1商品ということです。

※なお、これは1広告グループにつき1商品でも構いません。管理をしやすくするために、1広告グループあたり1商品でも良いでしょう。

 

上記のようなキャンペーン構成にすれば、全ての商品が満遍なく露出することになるため、露出されれば売れるはずだった商品が露出されないなどの機会損失が少なくなります。

上記キャンペーン構成であれば、すべての商品の露出機会を担保した上で、どの商品の何が悪いのか?何が良かったのかを分析、判断することができるため、今後継続的に売上を上げることのできる商品を見つけることのできる可能性が高まるということです。

 

1キャンペーン1商品という構成についてはAmazon公式でも推奨されていることですので、できうる限りで1キャンペーン1商品という構成にすることが運用において最も望ましいという結論になります。

 

なお、キャンペーン最適化例としては、下記のようなキャンペーン構成案が望ましいです。

 

 

上記は最も理想的なキャンペーン構成です。

商品(ASIN)1つにつき1キャンペーン(広告グループ)を作成し、さらにキャンペーンをターゲティングごとに分けるという構成ですね。

 

では、1キャンペーン1商品が運用において最も効率的であるということがわかったところで、キャンペーンを細分化することで実際にROASが改善された事例について見てみましょう。

 

キャンペーンを細分化することでROASが改善した事例

某メーカー様において、当初は1キャンペーンに複数の商品が入っていたのを、1キャンペーン1商品にキャンペーンを細分化することでROAS(※)が劇的に改善しました。

(※ROASとは、売上高÷広告費用×100(%)で算出される、投資した広告コストの回収率を表す指標であり、数値が高ければ高いほど広告の費用対効果が高いという意味になります。)

 

弊社が運用を始める前のROASは、下記のようにROAS1683%でした。

 

 

しかし、弊社にてキャンペーン構成を抜本的に入れ替え、できうる限り1キャンペーン1商品にキャンペーンを細分化してその後2ヶ月間の広告運用を弊社にて代行したところ、ROASは下記のように改善しました。

 

 

2ヶ月目にROAS1946%

3ヶ月目にROAS3529%

 

と、ROAS、すなわち投資した広告コストの回収率は劇的に増加しました。

 

さらに、キャンペーンを細分化した後も定期的に効果検証を実施し、非効率な広告運用が実施されているキャンペーンを適宜調整していくことで結果を改善することができます。

下記画像は、同アカウントの売上と売上高広告費比率の推移です。

 

 

 

売上が増加傾向、そして、売上高広告費比率が減少傾向にあることが上記画像から見て取れると思います。

売上高広告費比率とは、広告宣伝に売上のどれだけを投じたか(投じるか)を知るための指標ですから、値が小さくなればなるほど売上効率が高いということになります。

従って、上記画像において赤の折れ線グラフが月を追うごとに減少傾向を示しているということは、広告運用における配信効率が高まっていることに他なりません。

 

以上の事例のように、1キャンペーン1商品にキャンペーンを細分化し、その後定期的に効果検証と改善を重ねていくことで運用効率を高めていくことができます。

 

まとめ

以上!Amazon広告における1キャンペーンあたりの適切な商品数について見てきました。

結論としては、冒頭でも申し上げた通り、1キャンペーン(1広告グループ)につき1商品が最も効率的ということです。

今一度ご自身のアカウントのキャンペーン構成を見直していただき、

 

■1キャンペーン内に商品が大量に含まれていないか?

■同一キャンペーン内において1つだけやたらと広告費が消化されている商品があり、一方で全く広告費が消化されていない商品が混在していないか?

 

などをご確認いただき、キャンペーン構成を見直し、時間の許す限りでキャンペーン構成を組み替えることで、より配信効率の高い運用が可能になると思います。

 

ただし、

「さすがにウチは商品数が多すぎるし、1キャンペーン1商品が現実的ではないよ…」

と思われる方も多いと思います。

 

実際、商品点数が膨大で1商品1キャンペーンの構成そもそも難しいというケースは多いです。

そんな場合は、「キャンペーン構成をどうするか?」という点から是非とも弊社にご相談ください。

 

弊社ではAmazonの広告運用ノウハウを活用し、お客様のビジネス目的とAmazon Advertising広告(旧 AMS )の特性に合わせた広告配信を代行しております。

Amazon広告が代理店に開放される2018年以前から運用を実施しており、弊社への運用の切り替えでROASが2倍になったケースや、CPAが1/2程度に抑えられたクライアント様もいらっしゃいます。

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