予算切れのキャンペーンの予算を上げる基準は?売上高広告費比率を見よ

ブログ

Amazon広告で運用をしていると、

「ほぼ予算切れまたは完全に予算切れの5件のスポンサープロダクトキャンペーンがあります。」

という文言を見ることがないでしょうか?

下記画像のような表示ですね。

 

 

これ、気にされない方も多いとは思いますが、実はめちゃめちゃ重要な表示です。

そして、予算が足りていないからといって全てのキャンペーンの予算をAmazonさんの言う通りに引き上げてはならないということも念押ししておきたい内容になります。

 

ということで本日は、「予算切れのキャンペーンの予算を上げる基準」について具体的にお話ししていきたいと思います。

 

そもそも予算切れとは?

まず、「そもそも予算切れとはなんなのか?」ということについてお話ししておきたいと思います。

皆さんはキャンペーンを作成した際に1日ごとの予算を設定したと思いますが、そこで設定した予算以上に広告費が流れてしまった場合、そのキャンペーンは予算切れとなり、広告出稿が停止されます。

 

すなわち、本来ならばもっとインプレッションを獲得することができるのに、予算が足りないせいで広告が出稿されないということです。

そうなると機会損失なわけですから、もっと予算をあげよう!となるわけです。

 

例えば下記画像をご覧ください。

 

 

上記画像のキャンペーンでは1日あたりの推奨予算が「¥23,574」となっておりますが、設定予算は「¥15,000」です。すなわち、¥8,574分の予算が不足しているということです。

そうなると、¥8,574の予算を追加すれば、さらにインプレッションを獲得でき、あわよくば売上も上げることができるというわけです。

 

以上が予算切れの概念ですが、ここまでお話しすると、「じゃあAmazonさんの仰る通りの推奨予算を設定すればいいじゃないか!」と思われる方も多いかもしれません。

 

ところが、予算を推奨予算にまで引き上げるかどうかは、そのキャンペーンの配信効率を見て判断するべきです。

 

売上高広告費比率を見て予算を引き上げるかどうか検討しましょう

結論から言うと、そのキャンペーンの売上高広告費比率を見てから予算を引き上げるかどうかを検討しましょう。

具体的に言うと、例えば下記画像のキャンペーンを見てみましょう。

 

 

さて、上記画像を見て、どのキャンペーンの予算をあげようと思うでしょうか?

 

結論から言うと、「時と場合による」わけですが、ある程度合理的な考え方をもって予算を上げるかどうかを判断すべきです。

 

例えば、ここで見るべき場所は売上高広告費比率です。

売上高広告費比率(ACOS)とは、広告宣伝に売上のどれだけを投じたか(投じるか)を知るための指標になりまして、

 

売上高広告費比率(%)= 広告宣伝費 ÷ 売上高 × 100

 

の計算式で表されます。

すなわち、この数値が低ければ低いほど、広告宣伝費の割に効率的に売上を上げることができているということになります。

広告宣伝費を下げ、売上高を上げれば売上高広告費比率が下がるということです。私たちはこの売上高広告費比率を下げるために、日々試行錯誤しているわけですね。

 

話を戻しまして、上記画像では売上高広告比率が上段から、31.91%、74.22%、ナシ、49.02%となっております。

この中で最も売上高広告費比率が低いのは31.91%のキャンペーンですが、果たしてこのキャンペーンの予算を引き上げるべきでしょうか?

 

それは、あなたのアカウント全体の目標とする売上高広告費比率の基準によります。

 

このアカウント全体の目標平均売上高広告費比率が仮に10%であれば、上記画像のキャンペーンは全て目標から著しく逸脱しており、非常に配信効率が悪いということになります。

従って、予算は全てのキャンペーンにおいて上げない方が良いでしょう。

 

しかし、このアカウント全体の目標の売上高広告費比率が仮に40%であれば、上記画像のキャンペーンのうち31.91%のキャンペーンは配信効率が良いということになりますので、予算を引き上げた方が良いでしょう。

 

このように、自アカウントの状況と目標を見ながら、予算を引き上げるか、はたまたどこまで引き上げるかを決めていくことになります。

また、下記画像赤枠のキャンペーンは、広告費を消化しているにも関わらず売上がゼロ円なわけですから、配信すればするほど広告費を垂れ流してしまうだけのキャンペーンとなります。

 

 

従って、こうしたキャンペーンの予算は上げない方が良い、むしろ配信停止をした方が良いでしょう。

 

このように、売上高広告費比率や売上状況を見つつ、予算を上げるかどうかを検討し、予算調整をしていくことになります。

 

まとめ。売上高広告費比率や配信状況を見つつ、予算調整をしていきましょう

以上!「予算切れのキャンペーンの予算を上げる基準」について見てきました。

 

目標のKPIを見つつ、毎日の予算調整をしていきましょう。

 

とはいえ、上記のような予算調整を全て自社で実践しようと思うと非常に工数がかかると思います。

事実、毎日1時間ほどの作業といえど、他の仕事もある中で予算調整に時間を取られるなんて勿体無いことこの上ないですからね….

 

そのため、そんな方々のために、弊社ではAmazonの広告運用ノウハウを活用し、お客様のビジネス目的とAmazon Advertising広告(旧 AMS )の特性に合わせた広告配信を代行しております。

ご興味ある方は、Amazon Advertisingに関する広告運用・ご相談・お問い合わせを是非ともこちらまでお気軽にお願いいたします。