AmazonDSPとは何か?DSPの仕組みから活用法までわかりやすく解説します

Amazon DSP, AmazonDSP

皆さんは、AmazonDSPをご存知でしょうか?

Amazon公式ページよりAmazonDSPの説明文を引用しますと、

 

「Amazon DSPは広告主様がディスプレイ広告と動画広告をプログラムの運用形式で購入できる、デマンドサイドプラットフォームです。」

 

と書かれております。

しかし、このような説明を受けてもAmazon DSPについてなかなか理解しにくいのではないでしょうか?

 

ということで本記事では、

 

・そもそもDSPとはなんなのか??

・AmazonDSPにはどのような特徴があるのか?活用法は?利用するメリットは?

 

このようなところまで具体的に解説をしてまいりたいと思います。

 

このような基本事項を理解してこそ、AmazonDSPについて確実に理解することができると思います。

 

なんらかの形でWeb広告に携わっている皆さん、これからAmazon広告を活用しようと考えられている皆さん、どなたにとっても参考になる内容だと思いますので、ぜひ最後までご覧ください!

 

目次
そもそもDSPとは何か?
DSP広告の仕組み
AmazonDSPの特徴
まとめ

そもそもDSPとは何か?

ということで、まずは「DSPとは何か?」について簡潔に解説します。

DSPを理解するためには、DSPの理解ももちろんですが、DSPと対になる概念であるSSPの理解も必要になってきます。

以下、DSPとSSPについて解説していきます。

 

DSPとは?

DSPとは、Demand-Side Platform(デマンドサイドプラットフォーム)の略称で、「Web広告を配信したい広告主側の広告効果を最適化・最大化するためのプラットフォーム」のことです。

例えばあなたが広告主だとしたら、DSPは広告効果を最大化させるのに最も適したWebサイトを自動的に判断し、広告を適切なWebサイトのコンテンツに表示してくれます。

そして、どのようにしてDSPは広告を表示するWebサイトを決めているのか?というと、 DSPは年齢や性別、地域など様々なデータを考慮して、広告の利益が最大になるように広告の表示設定をしております。

このように、DSPを活用することで広告をどのWebコンテンツに表示させるのが最も効果的かを瞬時に判断することができます。

何も考えずに適当に広告を配信するよりも、DSPを利用することでターゲットを絞った利益率の高い広告配信を実行させることができるということですね。

 

以上がDSPの説明になりますが、DSPの対となる概念にSSPがあります。

DSPを理解する上ではSSPの理解も欠かせませんので、こちらの解説もいたします。

 

SSPとは?

SSPとはSupply-Side Platform(サプライサイドプラットフォーム)の略称で、「広告収益の最大化を目的とした媒体側のプラットフォーム」になります。

広告枠を提供するWebメディアなどの媒体側が、自分のサイトの広告枠で最大限の利益を得るために活用するツールのことですね。

例えば、もしあなたがWebサイトを運営しており、そのサイト上に広告を表示させることで収益を獲得しているとします。

ただし、どの広告を掲載すれば最も高い利益が得られるのかについて、1つ1つ検証しながらサイトに広告を表示させていくのはかなりの労力が必要になりますよね?

その手間暇を解消してくれるツールがSSPとなるわけです。

すなわち、あなたのWebサイトの広告枠に対して最も収益性の高い広告を自動的に選び、表示してくれるので、媒体側にとっての広告枠の利益を自動的に最大化してくれるというわけです。

 

以上の説明を簡潔に図式化すると、下記のようになります。

 

DSP 広告主の利益を最大化するためのプラットフォーム
SSP 媒体の利益を最大化するためのプラットフォーム

 

すなわち、DSPは広告主側が使うもの、SSPは広告枠提供側が使うもの、という違いがあるわけです。

このDSPとSSPの双方が連携することで、広告主にとっては費用対効果の最大化、メディア(広告枠提供側)にとっては広告収益の最大化が可能になるということです。

 

ここまでを理解していただいた上で、DSP広告の仕組みについて見ていきましょう。

 

DSP広告の仕組み

さて、DSPとSSPについて理解していただいだところで、DSP広告の仕組みについて解説していきたいと思います。

上述してきた通り、DSP広告はDSPとSSPの連携によって広告配信がされるわけですが、DSP広告が配信されるまでの流れを箇条書きにすると下記のようになります。

 

①ユーザーがDSP広告の枠があるWebサイトを訪問し、その情報がSSPに通知される

②年齢・性別・地域などのユーザー情報がSSPによって収集され、SSPが各DSPへ広告枠の入札をリクエストする

③各DSPは登録されている広告の中から、ユーザー情報に最もマッチしている広告を選び出し入札する

④SSPは複数のDSPから受け取った入札の中から最も高額な入札を選び出し、Webサイトへ通知する

⑤Webサイト上には上記の過程を経て落札された広告がユーザーに表示される。(ここで表示される広告が、メディア側にとっても広告主側にとっても最も利益が大きい広告ということになります。)

 

こうした一連の処理が毎回のWebサイト表示時に瞬時に行われており、私たちのブラウザ上に広告が表示されているということになります。

このように、DSP広告ではユーザーごとに独自のターゲティング設定を行い、効果的な広告を配信することができるため、非常に広告効果が高い広告だと言えるわけです。

例えば、とあるDSPでは年齢や性別によってターゲティング設定が可能であり、別のDSPでは地域や職業、家族構成によってターゲティング設定があったりと、どんなターゲティング設定ができるかは利用するDSPによって異なるわけです。

 

さて、そんな数あるDSPの中で最近頭角を現してきているのがAmazon DSPです。

以下、本記事の本題でもあるAmazon DSPについて具体的に見ていきたいと思います。

 

AmazonDSPの特徴

DSPについて理解していただいたところで、数あるDSPの中でもAmazonDSPの特徴はどうなのか?について見ていきましょう。

AmazonDSPの特徴は簡潔にまとめると4点あると思いまして、

 

①Amazon外のプラットフォームへ広告を配信することが可能

②Amazonが保有する膨大な購買データと顧客データを活用することができる

③Amazonに出品していない企業も広告を出稿することができる

④自社での広告運用は不可能であり、代理店かAmazonに直接広告運用を依頼する必要がある

 

の4点です。

以下、上記4点について具体的に解説していきたいと思います。

 

Amazon外のプラットフォームへ広告を配信することが可能

AmazonDSPの1つ目の特徴は、Amazon DSPを活用することでAmazon内だけではなくAmazon外のプラットフォームにも広告を出すことが可能になるということです。

一般的なAmazon広告はあくまでAmazon”内部”のユーザーに広告を表示するわけですから、AmazonDSPを活用することでさらに幅広いユーザーへ広告を出稿することが可能になるということですね。

 

「普通のAmazon広告とAmazon DSPって何が違うの??」という点については、こちらの記事(Amazonスポンサー広告とAmazon DSPの違いについてわかりやすく解説します。)をご覧ください。Amazon DSPとAmazon広告の違いについて詳細を解説しております。

 

そして、Amazon DSPにおいては

 

①ターゲティング設定(「誰に」広告を出稿するか?)

②配信先設定(Webサイトや広告プラットフォームなど、「どこに」広告を出すか?)

 

の2点が非常に重要になってきます。

 

Amazon DSPはAmazonスポンサー広告とは異なり、ブランド認知や検討のステージにいる人にアプローチし、「購入をさらに増やすためのアシストをする」というのが主な目的です。

下記画像のマーケティングファネルに照らし合わせてみれば、Amazon DSPは

 

・TOFU(Top Of Funnel)=ブランド認知や検討のステージ

 

に分類されることになります。

 

 

 

従って、Amazon DSPにおいては「適切なプラットフォーム」で、「適切なターゲット」に対してAmazon外部に広告を配信できることが1つ目のメリットです。

 

Amazonが保有する膨大な購買データと顧客データを活用することができる

AmazonDSPにおいて見過ごせないもう1つの特徴は、Amazonが保有する膨大な購買データ、自社が保有する顧客データを活用できるという点です。

これはその他のDSPには到底太刀打ちできない、AmazonDSPならではの最大の強みではないかと思います。

 

Amazonが保有する購買データを活用する場合は、ユーザーの閲覧・購買履歴はもちろんのこと、それらから想定される30種類以上のセグメントをもターゲティングに活用することができます。

 

※そして、Amazonの膨大な購買データ、そして自社の顧客データをどのように活用してターゲティングしていくのか?については下記記事にて具体的に解説しておりますので、興味のある方はご覧いただければ幸いです。

AmazonDSPにおける代表的なターゲティング設定例についてわかりやすく解説します

 

Amazonに出品していない企業も広告を出稿することができる

こちらも見過ごすことのできない大きな特徴です。

一般的なAmazon広告ではAmazonに出品をしていない企業は広告を出稿することができませんが、Amazon DSPではAmazonに出品している企業はもちろんのこと、Amazonに出品をしていない企業も広告を出稿することができます。

Amazon DSPの主目的は上記でもお伝えした通り、購入よりもファネルの上流に位置するブランド認知や検討のステージにいる人にアプローチし、「購入をさらに増やすためのアシストをする」ことです。

すなわち、もっと平易な日本語に言い換えれば、「Amazonの外にいるユーザーを売り場に連れてくるための広告」ということです。

 

以上の理由から、Amazonに出品をしていない企業も広告を出稿することができるのです。

 

Amazonの外にいるユーザーをAmazonの売り場に連れてくることができればさらなる売上を期待できますので、Amazonスポンサー広告とAmazon DSPをうまく併用して売上アップを目指しましょう。

 

自社での広告運用は不可能であり、代理店かAmazonに直接広告運用を依頼する必要がある

こちらはメリットにもデメリットにもなる特徴ですが、Amazon DSPはAmazonスポンサー広告とは異なり、自社での広告運用をすることはできません。

Amazon DSPを利用しようと思ったら、弊社のようなAmazon広告を取り扱う代理店、またはAmazonに直接広告運用を依頼する必要があります。

ですので、自社(インハウス)だけで運用を賄うことができないというのはAmazon DSPのデメリットの1つかもしれません。

 

まとめ

以上!DSPについての基本を解説するとともに、AmazonDSPの特徴についても解説してまいりました。

とはいえ、多くのマーケティングご担当者様にとってはAmazonDSPどころかAmazon広告にも馴染みが薄く、活用法がわからないというのが正直なところではないでしょうか?

 

また、AmazonDSPを運用しようと思ったら必ず弊社のような代理店を通さなければなりません。

そして正直な話、Amazonスポンサー広告にしろAmazonDSPにしろ、効果の出る運用を自社で実践しようと思うと非常に工数がかかる上に、ノウハウが必要です。

 

そんな方のために、弊社ではお客様のビジネス目的とAmazonスポンサー広告(旧 AMS )の特性に合わせた広告配信を代行しております。

こちらの記事(Amazonスポンサープロダクト広告を利用し、ROASの改善に成功した某家電メーカーの事例)のように、弊社では数多くの企業様のROASを劇的に改善させることに成功してきました。

長年の経験から、弊社には他社には絶対に真似できない広告運用ノウハウが蓄積されております。

 

AmazonDSPのみならずAmazonに広告を出そうか検討されている方、代行を考えられている方、相談ベースでも構いませんので、是非とも下記リンクよりお気軽にお問い合わせください。

もちろん、AmazonDSPに関するお問い合わせや、その他些細なお問い合わせでも大歓迎でございます。

 

Amazon広告のプロフェッショナルが真摯に対応させていただきますので、Amazon Advertisingに関する広告運用・ご相談・お問い合わせはこちらからお気軽にお願いいたします!